盲目のピアニスト、YOUTAさんミニコンサート
YOUTA(ユータ)さんは、まったく目が見えない全盲(ぜんもう)の方です。
目が見えないって、みんなはどう思うかな?
かわいそう?
不幸?
そう思った子は、ブッブー!
YOUTAさん、小さい時から目が見えなかったこともあり、少し不自由なことはあっても、自分のことを自分で不幸と思ったり、人より劣っていると考えたことがないそうです。
大切にしていることは、自分から不幸だと思わないこと。
障害者でも障害のない人でも、いろんな環境におかれている人がいる。
できない理由を何かのせいにした瞬間に不幸になる。不幸だと思うのは、自分自身が決めている事。
「見えない=目立つ」YOUTAさんは、見えないことをプラスにとらえているそうです。
子どものころは音楽よりスポーツが大好きで、水泳や柔道などを楽しんでおられたそうです。なかでも中学、高校時代は「グランドソフトボール」(ソフトボールのルールを基本にした競技で音をたよりにプレイする)に夢中になり、盲学校の全国大会にも出場されたそうです。
あと、ゲームも大好きで、これも音をたよりにやるそうです。
例えば、シューティングゲームなら、敵の足音が何歩で攻撃してくるか覚えたり、ロールプレイングゲームなら、壁にぶつかる音を聞いて、場所を形で覚えたり、選んだりするコマンドも何番目に何があると覚えたりしながら、やるそうです。
携帯は、しゃべる携帯。パソコンは、読み上げソフトがあるので、メールも普通にできるそうです。
アニメ、ポップス、クラッシック…いろんな曲を弾いてくださいました。
YOUTAさんのピアノの音色に涙される方もおられるほど、本当にこころに染みる音色でした。
今日の出逢いに感謝して…と、弾いてくださった曲。
YOUTAさん、オリジナル曲『Thanks』
お友達の結婚の記念にプレゼントされたオリジナル曲。『セレブレーション』
YOUTAさん、ありがとう!
今日のような話は、あまりされないそうですが、すごくいいお話でした。
YOUTAさんに、元気いっぱいもらったよ!
YOUTAオフィシャルウェブサイト
http://www.youta.in/
YOUTAオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/y-kacchan/
星槎国際高等学校富山学習センター「福祉ゼミ」富山市民芸術創造センターにて
http://www.seisa.ed.jp/toya/